みなさんは色彩心理学という言葉をお聴きになったことがありますか![]()
色彩心理学とは色を通して、科学的に人の心理や行動に与える影響を研究し
活用するものです
これは統計学で、色の作用を多くの人で検証し、まとめたものと言えます
メイクセラピーを行う際、この色彩心理学を利用してメイクを行います。
色は一般的に大きく暖色系、寒色系の二つに分けることができます
暖色系は赤やオレンジ、黄色といった色で、暖かみが感じられ活動的なイメージです
反対に寒色系は青や紫などの色で、冷たさを感じます。
この色味は知的で落ち着きのある印象を与えます
では、主な色彩のイメージとその色彩が感情に及ぼす影響をみてみましょう![]()
《色のイメージと 感情への作用》
赤 イメージ・・・活動的 情熱的 社交的 派手 くどい
感情への作用・・・ 興奮 怒り 燃える 激しい 勇気
橙 イメージ・・・陽気 元気 温かい 子供っぽい
感情への作用・・・楽しい 愉快 天真爛漫
黄 イメージ・・・明るい 楽しい 元気 目立つ
感情への作用 ・・・明朗 快活 緊張 敏感
緑 イメージ・・・新鮮 若い 安心
感情への作用・・・穏やか 安らぎ 落ち着く 嫉妬
青 イメージ・・・さわやか 知的 静か 冷たい
感情への作用・・・冷静 繊細 純粋 憂鬱 悲しみ
紫 イメージ・・・ 女性的 優雅 神秘的 派手
感情への作用・・・負けず嫌い 不安 臆病 うぬぼれ
ピンク イメージ・・・可愛い 優しい 甘い 幼い
感情への作用・・・甘え 母性 温かさ
ブラウン イメージ・・・落ち着いた 大人っぽい 温かい 地味
白 イメージ・・・清潔 素直 すっきり 冷たい
グレー イメージ・・・ 落ち着いた 上品 あいまい
黒 イメージ・・・シック 厳格 強い 重い 厳粛
私たちが日常的に使うことの多い色をあげています![]()
もちろん色の好き嫌いや経験、地域や民族性、
年齢や性別によって受け取るイメージは違ってきます。
また同じ色でも、明度(明るさの度合い)や彩度(色の鮮やかさや強さの度合い)などによっても感情への影響は変わってきます。
アメリカの大統領が演説する際に、赤のネクタイを着用していることが多くあります。これは、赤が意味する情熱や勇気を相手に訴えるためです
反対に苦情処理の際には、ブルーのネクタイが適切と言われています。青という色が与える冷静で落ち着いた印象が、相手の怒りを鎮める目的です![]()
この2つの例は、色彩が感情に及ぼす影響を応用したものです
さて、メイクで色を使用するのは、主にアイカラー、チーク(頬紅)、口紅
チークや口紅に使う色は、オレンジ系、ピンク系、ブラウン系などある程度決まってきますが、
アイカラーは青系や緑系も入って様々な色味を使います。
最近、お手頃な価格でたくさんの化粧品が販売されていますので、自分の見せたい印象に合う色で挑戦してみてください。
余談ですが白、黒、グレーは無彩色と言って色彩心理学上にはない色と言われています![]()
つまり、その色を見る側の心理や行動に影響しない色という事になります。
私はメイクセラピーを行う際や初対面で人とお会いする時には、無彩色を使ってメイクしたり、無彩色の服を着るよう心掛けています![]()
そうすることで、第一印象を色で判断されません。
私がその時に着ている服やメイクの色で、性格や感情に対して先入観を持たれないようにするためです
(男前の私を隠すことができるの♪)
つまり、相手に与える印象を自分でコントロールできるということ・・・
私の大好きな言葉
『印象管理』
につながるのです
せっかくなら、自分の思い通りの良い印象を持っていただきましょ
引用文献:
岩井 結美子(2009),メイクセラピー検定 2級対策,NPO法人日本人材教育協会
